今週の相場(2/25時点)
今週のS&P500は+0.8%、NASDAQは+1.1%、日経平均は2.4%安。ちなみにDOWはほぼ変わらず、半導体指数は+2%でした。
米長期金利は1.93%→1.97%に上昇、ドルインデックスは96.1→96.5に上昇、ドル円は115円ちょうど→115円50銭とドル高方向。ウクライナ情勢は、ロシア軍の進撃によって本格的な武力衝突となり、有事のドル買いが起こっていると解説されています。
今週のコモディティ市場では、WTIが+1%と比較的穏やかであり、主要品目では小麦の+6%が目立ちます。世界の小麦輸出量の内、ロシアとウクライナで3割を占めます。
ロシアが本格的な軍事行動を始めたのは、ウクライナ時間で24日未明。日本は同日の昼頃で、その日の日経平均はザラ場で年初来安値を付け、前週からの下げ率は5%近くに達しました。
その晩のNY市場は、ウクライナ各所での戦闘状況が伝わり、寄り付きは大幅安で始まったものの、終わってみればS&P500は+1.5%、NASDAQは3%以上のプラス。
売り物の出尽くしや国際情勢の緊迫によってFRBの利上げスタンスが弱まるとの観測等によって、結果的には「事実で買い」の動きとなり、特に金利に敏感なグロース銘柄の戻りが目立ちました。
Recent Comments