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February 06, 2022

今週の相場(2/4時点)

今週のS&P500は+1.5%、NASDAQは+2.4%、日経平均は+2.7%。インデックスは、週間では落ち着いていました。

米長期金利は1.77%→1.91%に上昇、ドルインデックスは97.2→95.5とドル安ですが、ドル円は115円20銭で変わらず。

ユーロドルは先週の1.114→1.145と2.8%ほどユーロ高ドル安方向に振れているので、普通ドル円は円高方向に振れそうなものですが、リスクオンの円売りが拮抗させたという感じでしょうか。

ドイツ長期金利はマイナス圏から+0.2%とプラス圏に浮上しており、為替相場は米長期金利上昇よりも、ECBのタカ派的スタンスに強く反応した様子です。

金曜発表の米1月雇用統計は、雇用者数が前月比46万7000人増と、市場予想の15万人増を大幅に上回り、12月分も19万9000人から51万人に改定。失業率は4.0%と、前月の3.9%からは小幅悪化。最も注目される賃金は前同比0.7%増と、前月の0.6%増から加速。

これを受けて、3月利上げは更に確実なものとなり、長期金利はコロナ前2019年12月の水準まで戻りました。2年債金利も1.32%と、同時期のレベルまで復帰。

市場金利はコロナバブルの終了を告げていますが、遅れているのはFFレートと膨張したFRBの総資産のダイエットです。

通常、これだけ金利市場が上方に動くとグロース系の株価がネガティブに反応するものですが、金曜日はNASDAQが+1.6%と、主要指数の中で最も上げ幅が大きいという結果。金利上昇に負けないハイテクとなったのか、一時的な反発現象なのか、まだ見極められていません。

個別株では、メタ(旧フェイスブック)の下げが最も大きな話題でした。木曜1日で26%もの下げとなり、26兆円の時価総額が消えました。ペイパルも水曜に25%安と、フィンテック銘柄への成長期待も剥げてきました。

一方、アマゾンは週間で+9%、グーグル+7%、テスラ+9%、AMD+17%、エヌビディア+6%などの人気銘柄は好調で、元々嫌われ者だったFBの一人負けが確定しただけという冷ややかな見方も存在します。

特に金曜日にアマゾンが13%上昇したことが、グロース株への不安を和らげたとされていますが、EC事業は人件費に圧迫され、アマゾンの利益がAWS次第になっていることも、より顕わになりました。

先週4%下げた半導体指数は+4.5%と、下げを取り戻しました。

トラベル系では、デルタ航空が+4%、カーニバルクルーズが+5%、イクスペディア+6%と堅調で、日本株では、ANAが+10%、JALが+8%、エイチ・アイ・エス+12%と、遅ればせながら東京市場でもリベンジ旅行銘柄復活への萌芽が見られます。

コモディティ市場では、WTIが+6%で92$と100$は間近です。エクソンは+8%、シェブロンは+4%。

相場は徐々に落ち着きを見せており、VIX指数は前週の28→23に低下しています。10年債と2年債金利もいち早くコロナ前に戻りましたが、じゃぶじゃぶマネーが市中から回収されるのはこれからですので、慎重な運転が要求されることに変わりは無いものと思われます。

バリューが確実にグロースより有利なのかどうか確信は持てませんが、何かあった時に怪我が少ないという意味では、やはりバリュー系中心にしておいた方が良いと考えています。

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