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March 20, 2022

今週の相場(3/18時点)

今週のS&P500は+6.2%、NASDAQは+8.2%、日経平均は+6.6%。

米長期金利は2.0%→2.15%、ドルインデックスは99.1→98.2、ドル円は117円30銭→119円10銭。米金利は2週連続で上昇したものの、ドルへの避難は一旦終わってドル安、円安。ドルは弱く、更に円は弱いというリスクオンパターンが戻って来ました。

注目されたFOMCは0.25%の利上げと、予想どおりの結果。戦争によるリセッション懸念から利上げペースは従来より遅くなるかも、といったような優しいパウエル議長からのお言葉は特になく、戦争はインフレ圧力を強めるが米景気は力強く利上げに耐えられる、と終始タカ派的な発言でした。

そもそもインフレは一時的という大間違いをした男の言葉にどれだけ説得力があるのか分かりませんが、とにもかくにも株式相場は反転上昇し、WTIは一時100$を切りました。まるで、FOMC後はドテン買いに転じると示し合わせていたかのようです。

S&P500が4日連続で1%を超えて上昇したことは極めて稀で、歴史上5回だけ。過去の4回、1年後の株価は平均で+28%です。

また中国関連銘柄が特大の反発。副首相による、「市場に有利な政策を積極的に導入」かつ「中国企業の海外上場も維持する」との発言を契機に、アリババが週間で+25%。DIDIは、+116%と狂い咲きました。

コモディティ相場は概ね調整気分で、金・銀、小麦、WTIとも3~4%安。

個別には主力ハイテクに資金が戻り、アマゾン+11%、マイクロソフト+7%、アップル+6%。テスラは+14%。過去2週と一変し、ざっと見て下げたのはエクソンとシェブロン、ベライゾンくらいかという風景です。

半導体は、エヌビディアが+20%、AMDが+9%などで、SOX指数は+9.2%の大幅上昇。ARKKが+18%と、久々に気を吐きました。

トラベル関係も、デルタ航空+17%、カーニバルクルーズ+13%、アメックス+14%と買われています。

とはいえ、10%近いインフレ率に対して、たった0.25%上げただけ。ウクライナ情勢は短期決戦というプーチンの思惑が完全に外れて長期化する様相を見せており、300万人を超えるウクライナ避難民は欧州経済に大きな重しとなりそうです。

債券市場は先行きを楽観しておらず、10年金利マイナス2年金利は先週の0.25%→0.21%に縮小し、イールドカーブのフラットニングが進んでいます。

株式相場は総悲観から普通の悲観に回復したことで大きく反発し、加えて円安効果もあって、手元の投資資金は大きく改善しました。

S&P500は50日線を回復し、チャートは良好になっていますが、この楽観の持続性については分からないので、基本的にポジション総額は増やさずに観察します。

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