今週の相場(5/27時点)
今週のS&P500は+6.6%、NASDAQは+6.8%、日経平均は+0.2%。米株が上がるなら、日本株はスルーです。
米長期金利は2.8%→2.74%と下げ、ドルインデックスは103→101.6と下落、ドル円も127円90銭→同10銭に下落。
長期金利は落ち着き、ドルへの避難も特段観察されず、株式は久々に週間で上昇しました。
コモディティ市場では、金・銀・銅、そしてWTIも小動きで、目立った変化はありませんでした。
先週は、ウォルマートとターゲットの期待以下の決算で、米国消費に影が感じられましたが、今週は老舗百貨店のメーシーズの決算と見通しが期待以上となり、株価は週間で+29%と暴騰。行き過ぎた悲観は修正されました。
アトランタ連銀のボスティック総裁が、6月と7月に0.50%ポイントの利上げを行った後、一旦利上げを停止する可能性に触れたことで、年後半の利上げペースに一定の安堵感が発生したことも、株式への逆風が弱まる要因となりました。
FRBが重視するPCE価格指数(4月)は前年比6.3%上昇と、前月の6.6%から縮小。前月比でも0.2%上昇と、前月の0.9%上昇から減速し、インフレピークアウトの期待が高まりました。
NASDAQはADLINEも、ようやく底打ち的な形状を示すようになりました。
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