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May 15, 2022

今週の相場(5/13時点)

今週のS&P500は2.4%安、NASDAQは2.8%安、日経平均は2.1%安。

米長期金利は3.14%→2.93%と下落、ドルインデックスは103.7→104.5と上昇、ドル円は130円50銭→129円30銭に下落。

金利低下でもドルへの避難需要が強い一方、ドル円上昇の勢いは弱まったように見えます。今はリスクオフでのドル買い気分だとすれば、リスクオンの円売りは劣勢という理解になるでしょうか。

NASDAQは6週連続の週足陰線ですが、今週は長目の下髭が出来ており、流石に売り勢いにも翳りが感じられるのは一筋の光と言えそうです。

バブル指標のARKKは今週4.5%安ですが、木金の2日で18%上がりました。

注目されていた米4月CPIは、前年比8.3%上昇と、前月の8.5%からは減速したものの、依然としてハイレベルです。

なお前月比では、3月の+1.2%から+0.3%と大きく改善したものの、コア指数で見ると、3月の+0.3%が4月+0.6%と、むしろ悪化しており、全体として期待ほどのピークアウトは見られなかったと総括されそうです。

インフレ、ウクライナ、中国ロックダウン、いずれも目立った明るい材料は見られなかった今週ですが、それ故にセンチメントは悪化して、「Fear & Greed Index」は一時、一桁の6まで低下。

今が真っ暗闇ならば、より暗くはならないだろうというセンチメントによってか、金曜日の株式市場は反発しました。

少し打診買いしてみましたが、今後の展開については、FRBの利上げやQTのペースが実際にどうなるかに大きく依存しそうです。

コモディティ市場では、金銀銅が揃って下落し、WTIは横這い。ドクターカッパーに聞いてみれば、この先の景気は弱いと答えてくれそうです。

仮想通貨市場では、ドル連動のステーブルコイン「テラUSD」が、理論値の1$を大きく下回って「崩壊」。ビットコインは節目の3万ドルを割り込んで取引され、この1年間での安値を更新する事態となりました。

個別では週間で、テスラが11%安、アップル6%安、エヌビディア5%安と、金曜日の反発を含めても、主力の下げが目立ちます。

但し、SOX指数は0.4%安と健闘。金曜日の反発局面においては、NASDAQの+3.8%を上回る5%の上昇を見せました。マイクロンやテキサスインスツルメンツなど、僅かながらも週間でプラスになる銘柄が出てきています。

トラベル系も、デルタ航空7%安、カーニバルクルーズが10%安、マリオットホテル4%安など、週間ではマイナスです。足元では、巣ごもりからの脱却が活発ですが、少し先を見ると、インフレと景気後退懸念で旅行需要の持続性には自信が持てないのかもしれません。

NASDAQを大きく眺めると、あの2020年3月のコロナ暴落時から、スーパー金融緩和によって2倍強となり、この半年の調整によって上昇幅の約半分を失うといった図式です。

2019年末のNASDAQは9000ですから、今の11800は、おおよそ2年半で+30%というパフォーマンスとなり、まあまあ許容される程度になったというか、バブル度は相当程度剥落して長期の安定的な上昇軌道(?)に復帰した、という見方も出来そうなくらいには調整しました。

 

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