今週の相場(6/24時点)
今週のS&P500は+6.4%、NASDAQは+7.5%、日経平均は+2%。
米長期金利は3.23→3.13%に低下、ドルインデックスは金利に合わせて104.7→104.1に若干低下しましたが、ドル円は134円90銭→135円20銭と小幅ながら上昇でした。
米国株は予想以上に反発し、チャート的には過去の底入れと同様のパターンにも見えます。
株価が好調ならFRBはより強めの利上げを実行できるという現在のファンダメンタルズからすれば、これはFOMCの間隙を縫った一時的なアヤ戻しかもしれませんが、大きな意味でのリバランス開始という可能性もあり、両にらみ対応のため、米国株を少し買戻しました。
為替市場では世界的に円の弱さが注目ですが、米長期金利が若干低下でも円安と、円を売りたい勢力は依然強いように見えます。
コモディティ市場では、ほとんどが下落。銅は7%安、WTIは2%安、天然ガスと小麦は11%安と、不景気トレードの様子です。
金利先物市場では、年末の予想最多金利レートが、3.75%→3.50%に低下しており、今週の株価反発は、利上げが想定より早く終了して早期利下げに転じるとの思惑が強まったことにあるとの解説もされています。
既にリセッション後も睨んだような、大変な先見性です。
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