« 今週の相場(9/30時点) | Main | 5分で振り返るポンドの歴史(2022年改訂版) »

October 09, 2022

今週の相場(10/7時点)

今週のS&P500は+1.5%、NASDAQは+0.7%、日経平均は+4.5%。

米長期金利は3.83%→3.89%に上昇。ドルインデックスも112.2→112.8に小幅上昇、ドル円は144円80銭→145円30銭へと、介入警戒ゾーンまで円安が進みました。

今週は豪中銀の利上げ幅が0.25%と、予想の0.5%よりも小さかったことなどから、株式市場では利上げペースの鈍化期待が強まっていましたが、9月の米雇用統計は、総じて強い内容でした。

雇用者数は26万3000人増と予想の25万人を上回り、失業率は前月の3.7%から3.5%に低下。平均時給は前年比+5.0%と前月の+5.2%から低下したものの、ほぼ予想どおり。

また労働参加率は62.3%と前月の62.4%から予想外に低下し、米国民は徐々に職場に戻っているとの観測はサポートされませんでした。

発表を受けて市場の反応は、金利高→ドル高→株安。

11月FOMCでの利上げ予想は、またまた0.75%の三段跳びが8割以上に上昇。足元の2年金利も4.27%から4.31%に上がっており、為替相場でのドル高をサポートしました。

コモディティ市場では、OPECプラスの減産報道を受けてWTIが+17%の93$。冬を控えてヒーティングオイル(ボイラー用燃料油)は+20%。銀とプラチナが+6%と、資源主導のインフレがまた復活しそうな嫌なムードも漂います。

個別銘柄では、イーロン・マスク氏によるツイッター買収騒動が再燃しているテスラが16%安と売られました。

資源高で、エクソンとシェブロンが二桁上昇。

半導体は、アップルとの訴訟に明るい材料が出たクアルコムが+7%、NYと広島双方で投資促進政策による恩恵を受けられそうなマイクロンが+6%など、安値圏からの反発機運が見られましたが、AMDが7-9期売上げを事前予想の2割近く下方修正して8%安となったのが水を差した格好です。

但し、それでもSOX指数は+2%とプラス圏でしたので、底打ちを模索する動きは継続しているようにも見えます。

今週は雇用統計が強い内容で金利高という逆風が吹いたものの、何とか主要株価指数はプラス圏を維持しました。VIXは週間で31.6→31.4、Fear & Greed Indexは15から22と、それぞれ改善方向へシフトしています。

紆余曲折はあるでしょうが、年末に向けて株式市場は緩慢ながら回復していくというメインシナリオは何とか維持されているものと考えて、深い押し目では少しだけ買っていくという方針です。

|

« 今週の相場(9/30時点) | Main | 5分で振り返るポンドの歴史(2022年改訂版) »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 今週の相場(9/30時点) | Main | 5分で振り返るポンドの歴史(2022年改訂版) »