今週の相場(11/24時点)
今週のS&P500は+1%、NASDAQは+0.9%、日経平均は、+0.1%と、いずれも小幅上昇でした。
米長期金利は4.44%→4.47%、ドルインデックスは103.8→103.4、ドル円は149円60銭→149円40銭と、こちらも小幅な動き。
ただドル円は、一時147円15銭付近までの円高方向の動きがあり、これまでのスーパー安心円安相場とは少し違うムードも生じてきたので、警戒モードは1段階上げるべきかと思います。
なお現在の149円40銭は、先週の高値151円90銭と今週の安値147円20銭の仲値149円55銭に僅かに足りず、半値戻しは出来ていないという微妙な水準となっています。
コモディティ市場では、金・銀・銅が1~2%上昇し、WTIは1%安。26日に予定されていたOPECプラスの会合が延期され、減産で足並みが揃わないとの観測が生じて、原油価格は軟調でした。サウジの減産要求に対してアフリカ勢が難色を示しているとの報道が出ています。
世界中が注目していたエヌビディアの3Q決算は、またまた素晴らしい結果で、EPSは予想の3.37$に対して4.02$。売上は、予想の162億ドルに対して、181.2億ドル。次の4Q売上高見込みは、予想の179.6億ドルに対して200億ドル±2%。
エヌビディア自身の株価は週間で3%下げましたが、SOX指数は変わらず。データセンター向けのエヌビディアの売上が増加しているなら、他の半導体への需要にも結び付くのではないかという連想が働いたという解釈も出来そうです。
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