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December 24, 2023

今週の相場(12/22時点)

今週のS&P500は+0.8%、NASDAQは+1.2%、日経平均は+0.6%。

米長期金利は3.92%→3.90%、ドルインデックスは102.6→101.7、ドル円は142円20銭近辺で変わらず。基本的に、ドル安の流れが継続です。

19日の日銀会合は大方の予想通り、特に何もなし。このニュースを受けてドル円は145円近くまで上昇したものの、そこから2円以上下落。ドル安の大きな流れの中で、チャレンジング騒動はただのノイズでした。

米11月中古住宅販売戸数は前月比0.8%増の382万戸(年換算)と市場予想に反して増加。増加は6カ月ぶりで、住宅ローン金利の低下を背景に一段の増加が見込まれるとの見方が増えています。

一時8%に届きそうだった30年住宅ローン金利は、6.8%まで下がってきました。

7-9月の米GDPは下方修正され、年率換算で4.9%増と、改定値の5.2%増から下方改定。個人消費の伸びは主に海外旅行での支出引き下げを受け、3.6%から3.1%に下方修正されていますが、高水準であることに変わりはありません。

金曜日発表のPCE指数は前年比+2.6%と、前月の+2.9%から鈍化。コアPCEも、前年比+3.2%と、前月の+3.4%から伸び率縮小。いずれも予想を下回り、PCEは前月比で0.1%低下と、前月の横ばいから更に改善しました。

コアPCEの前月比は+0.1%と前月と同じですが、この半年間のPCEコアデフレータの伸びは年率1.9%ペースで、FRBの目標を達成しています。

この結果を受け、インフレとの戦いはほぼ終了し、次に来るのは利下げだと確信する意見が主流となっています。

コモディティ市場では、金・銀・銅が堅調で、WTIは3%高。

イエメンの親イラン・フーシ派が紅海での船舶攻撃を繰り返していることを受け、スエズ運河の利用を回避する船舶も出てきており、原油の供給混乱への警戒感から、WTIは2週連続の反発となっています。

個別では、グーグルとメタが、それぞれ+7%、+6%と好調。

売上見通しを下方修正したナイキは11%安。中国での売上が多い銘柄は、改めて要注意との警戒感が高まっています。

ナイキの決算からは、中国景気はゼロコロナ政策の撤廃によって一時的に回復したものの、その後は不動産不況の影響で低迷という経緯が読み取れます。

フェデックス(5月決算)は通期売上見通しを下方修正し、減収を見込んでいます。一般的に輸送株は株式全体の先行指数と言われていますが、過去におけるフェデックスとS&P500の株価ピークの差は、短くても半年以上は空いているので、むしろこれからS&P500がピークを付けてから急落するはずという強気(?)の予想が出来なくもありません。

半導体関連は、売上予想を上方修正したマイクロンが+6%、インテルが+4%。但し高値警戒感もあり、SOX指数は+0.4%にとどまっています。

マイクロンの決算を見ると、半導体サイクルは底打ちした雰囲気で、ハイテク関連は概ね堅調ではあるものの、S&P500が8週連続上昇と相場は過熱しており、どこかの時点で、今の利下げ期待による株高が、景気不安による株安に転じる可能性には要注意かと思われます。

利下げ期待は、大きな株高要因ですが、現実の利下げ開始は、どっちにも解釈されます。

ドル円は200日線の攻防ですが、投機筋の円ショートポジションは相当程度減ったと推測されるので、1ヶ月で10円も円高となったようなハイペースでの円高は起こりにくくなったと考えます。

12月に入ってから、S&P500は+4%、ドル円は4%円高ですから、全く想定通りに個人成績はチャラです。

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