今週の相場(3/29時点)
今週のS&P500は+0.4%、NASDAQは0.3%安、日経平均は1.3%安。
米長期金利は4.20%→4.21%、ドルインデックスは104.4→104.5、ドル円は151.42円→151.35円と、ほぼ変わらずでした。
注目された2月の個人消費支出(PCE)データは、前年比+2.5%で、予想と一致。前月比では+0.3%と、1月の+0.4%より鈍化。
食品とエネルギーを除いたコアPCE指数は前年比+2.8%と、伸び率は2年11カ月ぶりの低水準。前月比では+0.3%で、1月の+0.5%から減速しました。
住宅・エネルギーを除くスーパーコアは前月比+0.2%と1月の+0.7%から鈍化。
パウエル議長はこれを受けて、「概ね私たちの期待に沿った内容で、今回の結果に過剰に反応することはない」と発言しました。
ざっくり言って、CPIは都市部の家賃のウエイトが高いために上振れしやすく、逆にPCEは比較的落ち着いた道筋を辿りやすいと言えそうです。
いずれにせよ、市場予想どおり6月に利下げが実施されるかどうかは、今後の指標次第かと思われます。
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