今週の相場(9/27時点)
今週のS&P500は+0.6%、NASDAQは+1.0%、日経平均は+5.6%。日本株はタカイチトレードでした。
米長期金利は3.74%→3.75%、ドルインデックスは100.7→100.4、ドル円は143円90銭→142円24銭。金利は小動きでしたが、やや円高でした。
27日金曜発表の8月の米個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比で+2.2%。7月の2.5%から鈍化し、市場予想を下回りました。
前月比では総合・コアとも+0.1%。総合は予想通りで、コア指数は0.2%の市場予想を下回りました。
PCEは総じて弱く、インフレが鈍化、消費は強くないわけですから、FRBは利下げを行いやすい環境と理解され、FedWatchによる11月FOMCでの予想は、再度の0.5%利下げが過半数になっています。
コモディティ市場では、金・銀が+1%、銅が+6%、WTIが5%安でした。
中国人民銀行は、預金準備率と金利の両方の同時引き下げを決めるという、従来よりは気合の入った景気刺激策を発表しましたので、銅がポジティブに反応。WTIの下げはサウジの増産報道によるものと解説されています。
中国関連株は久々の反発となり、今週のハンセン指数は+13%でしたが、今後の中国経済指標が具体的に良くなるのかどうかが注目されます。
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