今週の相場(12/20時点)
今週のS&P500は2%安、NASDAQは1.8%安、日経平均は2%安。
米長期金利は4.4%→4.53%、ドルインデックスは107.0→107.8、ドル円は153円67銭→156円64銭。少しのドル高と大きな円売りという結果でした。
FOMCは予想どおりの0.25%の利下げでしたが、来年の利下げ見通しが1.0%(4回)から0.50%(2回)に変更されました。
一方の日銀は、予想どおりの金利据え置きでしたが、総裁は何を思ったのか、次の利上げは春闘を見てからという腰砕け発言で、一気に円安が進みました。様々な口実を付けて、要は利上げを先延ばししたいという姿勢が明白でした。
借金大国日本の中央銀行が、通貨と物価の番人になり得ないことは現総裁の責任ではないと言えますが、口先での為替の番人でさえ出来ないのなら、無能と言われても仕方がないところです。
金曜発表のPCE総合価格指数は前年比で+2.4%。今年に入ってから、概ね2.0~2.5%の範囲で安定しています。
PCEコア価格指数は前年比で+2.8%。こちらは概ね2.5~2.8%の推移です。
CMEのFedWathでは、来年末のFFレート予想が3.75~4.0%が最多。FRBに従い、2回利下げの織り込みとなっています。
コモディティ市場では、金・銀・銅、そしてWTIがいずれも小幅安で、1~3%安の状況です。
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