« March 2025 | Main | May 2025 »

April 27, 2025

今週の相場(4/25時点)

今週の S&P500は+4.6%、NASDAQは+6.7%、日経平均は+2.8%。

米長期金利は4.33%→4.24%、ドルインデックスは99.2→99.6、ドル円は142円14銭→143円74銭。米長期金利が落ち着き、相場はリスクオンムードに振れてドル高円安でした。

ユーロドルは1.139→1.136と、ドル離れにやや歯止めがかかってユーロ安でした。

財政再建を目指すトランプ政権は当初、株安は放置して長期金利だけをケアするという態度でしたが、相場がトリプル安傾向を強めたので、金利高を誘引しやすい株安を無視できないという態度に変わりました。

そのため、トランプはFRB議長の解任要求を取り下げ、ベッセントは米中関税対決の緩和を発言したので、相場はリスクオフセンチメントの軽減へと方向転換しました。

FRBのウォラー理事からも、高関税で労働市場が悪化した場合は利下げするという援護射撃が出ました。

コモディティ市場では、金が1%安、銀と銅が+2%。株が反発したものの、金の下げは限定的で、まだまだゴールドの役割は終わっていないと考える人が多そうです。

WTIは3%安。関税による景気減速やOPECの増産観測などで、強気にはなりにくいといったところです。

Continue reading "今週の相場(4/25時点)"

| | Comments (0)

April 20, 2025

今週の相場(4/18時点)

今週の S&P500は1.5%安、NASDAQは2.6%安、日経平均は+3.4%。先週、反発の大きかった米国株は休憩し、逆に小さかった日本株には見直し買いが入りました。

米長期金利は4.5%→4.3%、ドルインデックスは99.8→99.2、ドル円は143円56銭→142円14銭。金利低下でドル安でした。

長期金利の上昇は現政権のアキレス腱であることが分かりましたが、今週は長期金利が下がって安堵といったところです。

16日発表の3月米小売売上高は前月比1.4%増と堅調。業種別では、駆け込み需要によって自動車・部品が+5.3%と大幅に増加。

自動車を除いても前月比0.5%増となり、市場予想の0.3%を上回りました。

コモディティ市場では、金・銀・銅が、それぞれ+3%、+2%、+4%で、WTIも+5%。ドル安の反映もあってか貴金属は依然として好調で、一時60$を割ったWTIも、流石に買われました。

S&P500は、3月末と比較して半値戻しを達成しています。

Continue reading "今週の相場(4/18時点)"

| | Comments (0)

April 13, 2025

今週の相場(4/11時点)

今週の S&P500は+5.7%、NASDAQは+7.3%、日経平均は0.6%安。S&P500は先週の下げの57%、NASDAQは3分の2を取り戻しました。

米長期金利は4.0%→4.5%、ドルインデックスは102.9→99.8、ドル円は146円88銭→143円56銭。

金利大幅上昇でもドル安かつ株高という異例の市場反応でした。米国10年債の売却を主導しているのは中国ではないかと推測されています。

おそらくは金利急上昇へ危機感を持つベッセントの進言により、9日になってトランプは追加関税の90日間凍結を決めました。

更には11日夜になってトランプ政権は、相互関税の対象からスマートフォンや半導体製造装置など電子関連製品を除外する通達を出しました。アップルなど有力テック企業の要請が成功したものと思われます。

中国に対して145%の関税、中国は対抗して対米125%となってはいるものの、今後もかなりの例外が出てくるかもしれません。

10日公表の3月米CPIは、前年比で+2.4%と前月の2.8%から大きく低下し、前月比ではマイナス0.1%。

コア指数も+2.8%と前月の+3.1%から大きく鈍化。前月比でも0.1%と、0.2%から改善です。

またPPIは前年比+2.7%と、前月の+3.2%から低下。前月比はマイナス0.4%。石油価格の下落が効いています。

食品とエネルギーを除くコアPPIは前年比+3.3%、前月比でマイナス0.1%。

CPI、PPIとも弱い結果であり、雇用データも悪化すれば、FRBは利下げに動きやすくなってきていると考えられます。

コモディティ市場ではドル安を反映して貴金属は上昇。金・銀・銅がそれぞれ、+7%、+9%、+3%で、WTIは1%安です。

Continue reading "今週の相場(4/11時点)"

| | Comments (0)

April 06, 2025

今週の相場(4/4時点)

今週の S&P500は9.1%安、NASDAQは10%安、日経平均は9%安。日米ともに1割下げました。

米長期金利は4.25%→4.0%、ドルインデックスは104.0→102.9、ドル円は149円85銭→146円88銭。リスクオフで資金は株から債券に避難し、金利安でドル安です。

日本時間3日早朝に発表されたトランプ関税は、事前予想よりも全般に高率であり、楽観的な思惑が吹っ飛んで、相場に激震をもたらしました。

貿易戦争を誘発し、物価高と景気後退が併存するスタグフレーションの可能性が飛躍的に高まったと投資家は判断。コロナショック以来の株価急落となりました。

FRBがどっちを向いて行動するのかも、不確実です。

コモディティ市場では、金は3%安と小幅安ですが、銀が16%安、銅が14%安。金の上昇にあやかって、手早く儲けたいというポジションは一掃され、WTIも11%安と大幅安です。

日本への関税比率は24%。全世界に示された関税比率は、大雑把に決定されたように見え、理論的な反論がし難い恣意的な数値と受け止められました。

結果的に、市場には混乱とカオスが蔓延。トランプの「解放の日」は、「自爆の日」と市場は受け止めました。

3月雇用統計は、雇用者数が22万8千人の増加。失業率は0.1%悪化して4.2%。賃金は前年比で+3.8%。

トランプ関税ショックが大きすぎて、こちらのインパクトは僅かでした。

財務長官のベッセントとしては、長期金利の低下によって政府財政が改善すること、原油価格の低下がインフレ率を抑制しそうなこと、そして前政権から引き継いだ過熱した相場を冷やすという意味で、現状を前向きにとらえているかと思います。

Continue reading "今週の相場(4/4時点)"

| | Comments (0)

« March 2025 | Main | May 2025 »