April 22, 2018

今週の相場(4/20時点)

DOWは週間で0.4%上昇したものの、再び50日線を割りました。

Dow04200

あれほど騒いだ米中貿易戦争は未消化のまま、北朝鮮融和ムードも特段の買い材料にはならず、相場が右往左往している間に、米長期金利が2.96%まで上昇。
3%の危険水域(?)に迫ってきました。

Uscin04200

米金利上昇はドル高を招き、ドル円は先週の107円30銭台から107円60銭台まで上昇したものの、日本株にとっては円安と株安効果が相殺され、先物は現物よりも下げていますし、GWの円高というアノマリーも気になるところです。

週末に入ってからも、北は次々とアメリカとの「妥協案」を示しており、仮にICBMだけが放棄されれば、距離の近い日本の北リスクが逆に際立つかもしれません。

金利の上昇で、ドルインデックスは節目の90を回復しましたが、過去の行ったり来たり水準を超えるものでは無く、持続性は不透明です。

Dxy07200

CMEの金利先物市場では、12月が2.18%と、先週の2.13%から上昇。
年内3回利上げ予想は、34%→37%に増えました。

長期金利の上昇は欧州でも見られ、その理由探しが難航していますが、強いて言えば原油相場でしょうか。

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April 15, 2018

今週の相場(4/13時点)

DOWのチャートです。
今週は+1.8%。

Dow0414
50日線で抵抗にあいました。

米国経済は堅調ですから200日線は維持、しかしFRBの利上げは続くので上値は重たい、という印象です。

日経平均は、+1%。
割高感はないものの、積極的に買う材料には乏しい状態です。

米10年金利。
Us10yin0414
先週の2.77→2.82%と上昇。

米中貿易戦争よりもシリア情勢を巡る米露対決に関心がシフトし、結果的に僅かながらリスクオンに振れたようなムード。
実際の攻撃は限定的で、このままであれば市場への影響も限定的かと思われます。

CMEの金利先物市場では12月が2.13%。
先週の2.06%よりは上に動きました。

中東情勢を巡る緊張感から原油価格が上昇したため、物価も上がるという連想があったかもしれません。

WTIです。
Wti04133

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April 08, 2018

今週の相場(4/6時点)

先週時点でのDOWは、そろそろ安定飛行かとも見えましたが予想は外れ、依然としてシートベルト着用サインが消えません。

週間では、0.7%安ですが、上下動が非常に大きくなっており、500$も上がったり下がったりするタービュランスの中にいます。

このようなシーソー相場では、毎朝結果を見るだけで、ポジションを動かす勇気はありません。

NASDAQは2.1%安。
NASDAQの方が下げ率が大きくなっているのは、値保ちの良かったものも売りたくなっているという心理と思われます。
センチメントは更に悪化したという見方と、そろそろでは、という見方に分かれそうです。

チャートはS&P500。
200日線はキープしています。
Sp50004066

日経平均は+0.5%と、まあ横ばい。
こちらも200日線を何とか維持している状態です。

米長期金利は先週の2.74%より少しだけ上昇して2.77%ですが、この1ヶ月間ほどのトレンドは右肩下がりの様子です。
Usin10y04055

CMEの金利先物市場では、12月が2.06%と、先週の2.1%よりも弱気に傾きました。

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April 01, 2018

今週の相場(3/30時点)

今週のDOWは+570$(+2.4%)、NASDAQが+71ポイント(+1.0%)。
いわゆるFANG銘柄中心に、一時はIT系への売りが目立ったものの、29日に反発して、インデックスは堅調でした。

但し、アマゾンは週間で▲3.3%と、戻りきれなかった印象です。
下げの中心にいたfacebookも、高値からは2割下がったものの、どうにか下げ止まって今週は+0.2%でした。

S&P500のチャートです。
Sp50003300

高値から1割調整→反発→二番底→揉み合い、といった様相となっており、ボチボチ落ち着きを見せそうなところにも見えます。

日経平均は、週間で688円(3.3%)上昇。
200日線を回復して、どうにか格好が付きました。

売られ過ぎの反動もあったのか、米国株の反発に乗り、辛うじて年度末のお化粧が出来たという印象です。
N22503311

米10年金利は、今にも3%突破かという危機から遠ざかり、2.74%まで低下。
Us10ykinri0330

そもそもは、金利上昇による適温相場の終焉という懸念から株価調整が始まっているので、「長期金利の乱」が一服しているのは株式市場への朗報です。

その一方、2年金利の2.27%と10年金利の差が0.47%まで詰まり、イールドカーブのフラット化への懸念が再燃しています。

CMEの金利先物市場では、今年12月が2.1%で取引されています。
年内にあと2回利上げされて、2年金利がFFレートに連動して0.5%上がると、10年金利を超えてしまいます。

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March 24, 2018

今週の相場(3/23時点)

先週、煮詰まり感があり、大きく振れるリスクが警戒されていると書いたDOWは、やはり下振れ。
今週は、1413$(5.6%)も下げました。

これまでDOWよりは下げ渋っていたNASDAQも、今週は489ポイント(6.5%)の下げ。
下に逃げるDOWを追いかけるように、下落率が加速してきました。

IT系銘柄はDOWよりも政策や景気の影響を受けにくいというコンセンサスはあるのでしょうが、国際的な課税リスクを気にする声も聞かれます。

欧州委員会(EU)は、旧来型の企業が23.3%の法人税を納めているのに対し、IT企業は平均9.5%だとみており、独自のデジタル課税を検討しています。

DOWは、200日線近辺まで降下しました。
Dow03244
高値からの下落率は約12%です。

WSJの調べでは、DOWのPERは、ピークの18.3倍(予想ベース)から16.2倍(同)に下がったようです。

米中貿易戦争が株価下げの原因と報道されていますが、トランプが鉄鋼とアルミニウムに対する追加関税の大統領令に署名したのは3月8日。

その時点で中国がメインターゲットであることは明らかでしたから、むしろ下げの主因はFRBの利上げスタンスかと思います。

CMEの金利先物市場では、今年の12月が2.07%、来年12月が2.51%で取引されており、年内あと2回、来年も2回の利上げが概ね織り込まれています。

金利の上昇は割引率の拡大によって、将来利益の現在価値を少なくするので、ようやく株式市場も金利上昇の負の効果を真剣に織り込み始めたということかと思います。

一方の日経平均は、週間で1059円(4.9%)の下げ。
日経新聞による日経平均PERは12.2倍と割安水準ですが、200日線も割り込み、心理的な節目の2万円に急接近しており、アメリカよりも深刻な「買い不在」状況となっています。

N225us22

外人さんに取っては円高が株安を緩和しますが、ドル建て日経平均も節目の200を下抜け。
N225dollr22

次のサポートレベルは180$に見えるので、そこまでの下落は考えたくないものの、視野には入ってきました。

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March 17, 2018

今週の相場(3/16時点)

急落から回復基調にあった株式市場ですが、今週は不安定さを増してきました。

DOWは週間で389$安(▲1.5%)、先週高値更新したNASDAQも78ポイント安(▲1%)。
日経平均は、割安感が幸いしたのか+208円、約1%の上昇でした。

DOWのチャートは煮詰まり感があり、大きく振れるリスクを警戒する声もあります。
Dow03177

米長期金利は2.85%近辺で、やや方向性を見失ってるように見えます。
Usinte03177

ドルインデックスは、やや持ち直しの動きが見られますが、リスクオフのドル買いかもしれません。
Dxy03177

CMEの金利先物市場では、12月の金利が2.1%で先週と変わらず。
20、21日のFOMC待ちで動きにくいものと思われます。

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March 11, 2018

今週の相場(3/9時点)

今週は、戻りの早い米国株と、上値の重い日本株の強弱が鮮明でした。

DOWは週間で797$(3.2%)上昇し、50日移動平均を回復。
NASDAQは更に強く、最高値を更新したのには驚きました。

DOWとNASDAQのチャートです。
Dow03010

Nasd03100

一方、日経平均の今週は1.4%の上昇で、辛うじて200日線をクリアするものの、1月高値からは10%以上も低い位置にあります。

米2月雇用統計は、雇用者数が31万3000人増加と、1年7カ月ぶりの大幅な伸び。
失業率は前月と同じ4.1%。
平均賃金は4セント(0.1%)増の26.75ドルとなり、1月の0.3%増から減速。前年比では2.6%増と、1月の2.8%増から鈍化。
1月も+2.9%→+2.8%に減額方向に訂正されました。

雇用好調ながらインフレ懸念は後退と読み、適温相場復活かという観測も株価の支援材料となったと言われています。

但し、実際の長期金利は、2.86→2.89%に上昇。
CMEの金利先物市場では、年末金利が2.1%と、先週よりも約0.01%上昇。
2回利上げ予想が減って4回利上げ予想が増える格好で、利上げ織り込み度が上がっていますから、適温とは逆方向。

株も債券も、それぞれ勝手解釈という楽観が戻ってきているように見えます。
    

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March 04, 2018

今週の相場(3/2時点)

先月中頃から始まった相場の揺れは、いまだに余震が続いています。

今週のDOWは、▲771$と3%の下げ。
同様に、S&P500は2%の下げ、NASDAQは1.1%の下げでした。

日経平均は週間で、711円(3.2%)の下げ。
この間のドル円は、106円80銭→105円70銭と約1円ですから、米株連動下げ分が2%、為替分が1%くらいの感じでしょうか。

DOWのチャート。
Dow03033

どんどん下値を切り下げているわけではないので、元の値に戻るかどうかはともかく、回復途上には見えます。

日経平均は、200日線が一応の支えです。
N22503033

米長期金利。
Usinte03033
3%目前で止まりましたが、株安で金利安(債券買い)のこともあれば逆のこともあり、金利だけ上がっていくインフレ懸念が払拭された訳では無さそうです。

ドルインデックス。
Dxy030333
金利との正の相関が戻ったように見えることもありましたが、依然として大きな波は問答無用のドル安トレンドのようでもあり、特にドル円に関しては円高圧力が目立ちます。

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February 25, 2018

今週の相場(2/23時点)

先週は大きく反発した米国株。
今週のDOWは先週末より低い位置が多かったものの、金曜日に大きく上昇し、週間で+90$と、何とか50日線を維持しました。(グラフはSP500)

Spx022333

株価水準が維持できたのは、米長期金利の一服が要因として、間違いなさそうです。
水曜日に2.95%まで上昇した10年債金利は、2.86%と、ほぼ先週と同じレベルにまで低下して株価の戻りを支えました。

しかしながら、アメリカの財政悪化懸念やインフレ率の上昇によって3%の節目を超えるのは時間の問題という声もあり、その場合は再び株式市場にショックが走ることが容易に想像されます。

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February 18, 2018

今週の相場(2/16時点)

大きなダメージから回復する週となりました。

DOWは週間で1029$(4.2%)上昇し、米国株主要三指数は全て50日線を奪還しました。
ざっくり、半値戻しのイメージです。(グラフはS&P500)
Sp500021777

一方の日本株は戻りが非常に鈍く、今週は+338円(+1.6%)。
月初からの下げ幅1766円に対し、2割にも満たない反発となっています。

その原因は為替でしょう。
今月になってドル円は、110円台から一時105円台へと急落し、日本企業の想定レート平均値と言われる108円を割り込みました。

通常の株価反発=リスクオン局面では、ドルは安いが円は更に安い、という状態が多いのですが、現在は、ドル安の大波の力が強すぎて、金利を追うドル買いは跳ね返されています。

長期のドルインデックスです。
Dxy5yyy
現在の90近辺は概ね平均値ですが、2014年後半から一気に80→100へ上昇した反動が起こっているかのようで、減税と財政出動で米国に悪い金利上昇、という懸念がドル安を招いているとの指摘もあります。

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