October 13, 2018

今週の相場(10/12時点)

今週のDOWはマイナス4.2%、NASDAQはマイナス3.8%。

日経平均はマイナス4.6%(1088円)で、ドル円は113円70銭→112円20銭と1円50銭の下げ。
為替相場に比べて株の変動が大きいのは、それだけ「踊っていた」からということでしょう。

ドルインデックスは、95.6→95.2と、ややドル安。

米10年金利です。

Us10ykinri10133

今週は、3.23%→3.16%と低下。

金利上昇が株安の理由とされますが、今週限定で見れば、株安で金利低下です。

結局のところ、高値が警戒された株から債券への資金移動が起こり、それによる金利低下が株安へのブレーキとして機能するという伝統的なセオリーどおりで、特別のことが起こっているわけではありません。

じわじわ上がってドスンと落ちるのが株式相場の常です。

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October 07, 2018

今週の相場(10/5時点)

今週のDOWはマイナス0.1%とほぼ横ばいでしたが、NASDAQはマイナス3.2%と大きく下げ。
日経平均も1.4%の下げ。
ドル円は一時114円台半ばまで上昇したものの、最後は113円70銭と往って来いでした。

今週のハイライトは何と言っても金利上昇。

Us10y10077


米長期金利は、3.06%→3.23%まで急上昇。
2年金利も2.81%→2.88%となり、長短金利差は0.25%→0.35%と急拡大。

利ざやの拡大が意識され、全体が軟調にも関わらず、JPモルガンの株価は、112.06(配当調整後)→114.62$と上昇しました。

長期金利の急騰の背景は、経済指標の強さ、原油価格上昇、アマゾンの賃金引き上げ、FRBの強気姿勢などと報道されています。

大量の債券ショート勢としては顔が立った格好ですが、金利上昇の持続性については何とも言えません。

CFTC債券ポジションです。
Cftcsaike33

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September 30, 2018

今週の相場(9/28時点)

今週のDOWはマイナス1.1%、NASDAQは+0.7%と小動きでしたが、日経平均は先週の+3.4%に続いて+1%で24120円。
ザラ場高値は24,286円と、約27年ぶりにバブル後最高値を更新しました。

ドル円は112円50銭台→113円60銭台へと約1円の円安。

欧州では財政赤字の拡大懸念でイタリア株(↓)が大きく下落。
Italystock09299
金曜日だけで3.7%も売られ、ドイツ株やイギリス株にも影響は波及。
元々、DAXやFTSEは「買いにくいチャート形状」でしたが、益々買いにくくなりました。

ユーロ売りの影響でドルインデックスは上昇したものの、ドル高トレンドとは言えないようです。
Dxy09299

米長期金利は3%を超えたものの、そこからの上昇勢いは弱く、株の適温相場を壊すほどの高金利では無いと解釈されているようです。

また、仮に米金利が大きく上昇した場合でも、その円安効果で日本株は比較優位だろうという思惑も、日本株への短期的資金流入をサポートしています。

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September 22, 2018

今週の相場(9/21時点)

今週のDOWは+2.3%、NASDAQはマイナス0.3%。
日経平均は+3.4%と大幅高、ドル円は112円05銭から同56銭と、50銭高でした。

先週述べた通り(米金利上昇なのにドル安→それでも円安→日本株上昇、ですから、リスクオンムードを煽ることで、短期的に円安日本株高ムードを作りたい市場の思惑がありそう)、日経平均は6日続伸。

DOWも最高値更新。
NASDAQがとっくに高値更新しているのだからDOWもありだろう、程度の理由かと思われます。

欧米はカレンダーイヤーで動いているので、とにかく年内もうひと稼ぎしたい→異議なーし、というポピュリズム相場に見えます。

バフェット指数とか適切なバリュエーションは、などという小難しい理屈を振りかざす奴(私のことか?)は市場から弾かれてしまいます。

米長期金利。

Us10y09222

3%を超えて推移していますが、むしろ利ザヤ改善(この1か月で、米2年金利は2.59%→2.80%と21bsp増加、10年金利は2.81%→3.06%と25bsp増加)で金融株を買う動きもあり、良いとこどり解釈が横行しています。

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September 15, 2018

今週の相場(9/14時点)

今週のDOWは+0.9%、NASDAQ+1.4%と堅調の中、日経平均は+3.5%(+787円)と大幅高。
日経平均は節目の23000円を久々に超え、チャート的にも強気模様です。

N22509144

なおドル円は、111円→112円と、ほぼ1円高。
1円の円安で800円近く日経平均が上がるのは異例なので、円安以外の要因が意識されていると言えそうです。

ドルインデックスのチャート(3か月)。
今週は、95.3→94.9と下落です。
Dxy3m09144

米長期金利は、限りなく3%に接近。

Uscin0914456

米金利上昇なのにドル安→それでも円安→日本株上昇、ですから、リスクオンムードを煽ることで、短期的に円安(日本)株高ムードを作りたい市場の思惑がありそうです。

但し、日経平均とTOPIXのパフォーマンスは乖離が拡大しているので、指数だけの火遊び的な買い方である雰囲気も漂います。

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September 09, 2018

今週の相場(9/7時点)

今週のDOWは0.2%安と、ほぼ変わらず。
NASDAQは2.6%安と大きめの調整でした。

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日経平均は6日続落で、今週は2.4%安。
NASDAQと同程度の下げでした。

日米貿易戦争観測に加え、台風・地震と災害続きであったことが影響したかもしれませんが、英FTSEがマイナス2.1%、独DAXもマイナス3.3%ですから、日本の特殊事情というよりは全体のリスクオフの反映かと思われます。

ドル円は、111円10銭→111円丁度近辺と、結果的に殆ど動いていません。
ドル高が、リスクオフの円高を吸収しています。

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September 01, 2018

今週の相場(8/31時点)

今週のDOWは+0.7%、NASDAQは+2.1%。
NASDAQは先週に続いて高値更新です。

日経平均は+1.2%。
ドル円は111円20銭→同10銭と、ほぼ変わらずでしたが、米国株の堅調さと上海株の下げ止まり傾向に牽引されたという感じでしょうか。

新興国市場での暴風は続いており、今週はアルゼンチンペソが1日で10%以上下落、政策金利が一気に15%も上がって60%。
ゼロ金利ジャパンから見ると、夢の高金利となっています。

現在のアルゼンチンペソの対円レートは3円。
今年初めの価格をベースにすれば、市内バス料金は一律4円計算となり、お得に旅行が出来そうですが、公共料金が5倍になるなど物価は毎日変わりますし、治安にはマイナス要因。

とはいえ、200%を超える世界一の食糧自給率と国民の破綻慣れによって、大きな混乱は報道されていません。

アルゼンチンは、昨年6月に100年満期の債券を超低利(?)で発行(利率7.125%、2117年6月償還)し、約3400億円を調達していますが、100年後にはゴミのような価格になっていることでしょう。

なおトルコリラは、8月中旬の安値一歩手前です。
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August 26, 2018

今週の相場(8/24時点)

今週のDOWは+0.5%、NASDAQは+1.7%、S&P500は+0.9%。
NASDAQとS&P500は最高値更新です。

日経平均も+1.5%。
ドル円は週間で、110円50銭→111円20銭台へと円安進行。

相場全体に警戒感が緩み、またまた楽観が広がっています。

投資家の目先の懸念は、FRBの強気利上げ→ドル高→新興国大揺れ→先進国に地震が波及、といった種類のリスクオフでしょうが、ひとまずその心配が軽減された様子です。

米長期金利。
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今月初めの3.0%から低下傾向で、株式相場的には好材料。
2年金利2.62%との差は僅か0.18%あまりとなり、長短金利差は更に縮小していますが、気にする人は少ないようです。

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August 18, 2018

今週の相場(8/17時点)

今週のDOWは+1.4%、NASDAQは0.3%安、日経平均は0.1%安。
ドル円は、先週の110円80銭台→同じく50銭台と、終わってみれば小動きでした。

一躍相場の主役に躍り出たトルコリラの対ドルチャート。

Truusd08188

短期的な下げ過ぎ感や、トルコ市場が1週間休場することによる売り撤退等により反発しました。

但し、年初からの下げトレンドは継続しており、昨日はムーディーズとS&Pがトルコを格下げしていますので、トルコが利上げという正攻法を採用しない限り、再度の下げを警戒すべきかと思います。

トルコ貸付バッド3行、ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア、ウニクレディト、BNPパリバの金曜日の株価はいずれも下げました。

BNPパリバのチャート。
Bnp08166


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August 12, 2018

今週の相場(8/10時点)

今週のDOWは0.6%安、NASDAQは+0.3%、日経平均は1%安。
ドル円は、111円20銭台→110円80銭台と、40銭前後の円高でした。

大きく動いたのはトルコリラです。

対円では、22円台→17円20銭へと2割以上の大暴落。
対ドルでは、0.2→0.155。
ドルの5分の1だった価値が、6.5分の1になりました。

現在、トルコの公式のインフレ率は15.9%(7月CPI)。
対して政策金利は17.75%(4月までは8%)ですから、中銀が全くの無策という訳ではありません。

しかしながら、独特の経済観を持つエルドアン大統領は着々と独裁へ前進し、財務大臣には娘婿を指名、中銀総裁の任期を短縮し、事実上いつでも交代できる体制を整えたとみなされています。

加えて、2016年のクーデタ未遂に関与したとして拘束した米国人アンドリュー・ブランソン牧師の解放をめぐる交渉が決裂し、トランプ大統領がトルコに対して関税強化に踏み切るとの報道がトルコリラの決壊を招きました。

これに先立ち、トルコがロシアからS400ミサイルの購入を決めたことにもトランプは激怒。

トルコはNATOという対露軍事同盟の一員ですから、ロシアへの接近は裏切り行為ですが、欧州としては、トルコがシリア難民の防波堤となってくれていることから強く文句を言えない弱みがあります。

アメリカとしては、対IS掃討作戦に貢献したクルド族に借りがありますが、トルコ政権から見ればクルド族は国内最大のテロリスト集団の仲間です。

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