June 17, 2018

今週の相場(6/15時点)

週間でDOWは1%安、NASDAQは+1.3%、日経平均は+0.7%でした。

マーケット的には織り込み済みの米朝会談、激化する可能性のある米中貿易戦争、継続するFRBの利上げという環境下、買えるのはIT銘柄という駆け込み寺的な相場付きに感じられます。

ECBの出口発言で小休止だったドルインデックスは、再び上昇。
Dxy06166

おかげでドル円は、109円50銭→110円60銭と円安が進み、日経平均を支えました。

ビットコインが当面の最安ラインである70万近辺で低迷していることを見ても、全体にリスクオフ気分でマネーが米国回帰の様相となり、金利や為替に左右されにくいと考えられている一部銘柄が指数を牽引しているような風景かと思われます。

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June 10, 2018

今週の相場(6/8時点)

今週のDOWは+2.7%、NASDAQは+1.2%、日経平均は+2.3%。
NASDAQは、またも最高値を更新しました。

米長期金利が3%を超えずに推移していることもあり、まだパーティは続けられるという楽観派が元気づいています。

ドル円は、先週の109円50銭近辺から変わりませんでしたので、米株の上昇がそのまま日経平均にプラス影響したということでしょうか。

為替市場では、ドル高トレンドが継続するだろうと先週書きましたが、急に失速。
ドルインデックスです。

Dxy06099

なぜか経済好調のアメリカでハト派的な発言が多く、さほど好調とも思えない欧州ではいわゆる出口議論などタカ派的な発言が目立つという展開でユーロが買い戻されました。

背景はサッパリ分かりませんが、トレンドと逆材料に反応しやすいのは、投資家心理の不安定さの現れなのかもしれません。
    

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June 02, 2018

今週の相場(6/1時点)

米朝会談は当初の予定通り、今月12日に開催されると報道されています。
非核化の解釈について妥協が図られたものと推測します。

北としては、非核化を継続協議として制裁緩和なら大成功。
トランプ側は、歴史的な交渉をリードして半島和平の方向性をつけたと印象づければ大きな得点。

安倍さんが事前に釘を刺しに行くのは、「シンゾー、拉致問題は3兆円で手を打ったんで後はヨロシク」では困ると踏んだからでしょう。
トランプは口だけ動かして、良いとこ取りをしようとしています。

5月の米雇用統計は、失業率が0.1ポイント改善して3.8%、雇用者数も前月比22万3千人増と好調、平均時給は前年同月比2.7%増と前月の2.6%増から改善と、”花丸”の数値でした。

NASDAQは最高値に迫っています。

Nasdaq06011

ドル高に弱いDOWは、最高値にまだ7%ほど足りません。

Dow060111

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May 25, 2018

今週の相場(5/25時点)

明日から不在となるので、日本時間25日(金)夕方の時点で書いています。

今週の日経平均は2.1%安。
この間ドル円は、1円ほど円高になっています。

DOWは24日までの時点で僅かにプラスですが、トランプ政権が自動車の関税強化を検討しているというニュースが日本株には一番ネガティブに働いたかもしれません。
トヨタは週間で6%安と、大きく売られました。

木曜日夜には、米朝会談中止とのニュースが流れましたが、これは「案の定」という受け止め方が多かったのではないかと思われます。

トランプとしては、中間選挙への得点稼ぎとして半島ネタに取り組んでいるのですから、北朝鮮に悪態をつかれても急がなければならない理由は無く、正しい判断かと思います。

北の誘い水に対して、子供のようにナイーブに対応した韓国の文大統領はアメリカからの信頼を大きく損ない、米韓関係は氷のように冷え切ったことと思います。

中国としては、韓国主導の半島和平などトンデモナイことでしょうし、本音は現状維持。

韓国はピエロ、中国は狸、トランプは狐、日本は黒子でいて正解だった、といった感じでしょうか。

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May 20, 2018

今週の相場(5/18時点)

今週のDOWとS&P500は0.5%安、NASDAQも0.7%安と、若干売られました。
日経平均は、+172円(+0.7%)と、僅かながら上昇。

今週のハイライトは、米長期金利の3%超えでしょう。
Usin10y0519
心理的な節目を超えた金利に株式市場では警戒感が増し、ドルは買われました。

ドルインデックスは年初来高値。
Dxy05199
ユーロドルは、1.19台→1.17台へ低下、一方ドル円は、109円台→110円台後半へ上昇し、日本株を支えました。

ドル高は多国籍企業の多いDOW銘柄に特にネガティブですが、先月25日に一瞬長期金利が3%にタッチしたときに比べると米国株価は高い位置にあり、3%慣れしてきたのか、再度のゴルディロックス相場という声も聞かれます。

強気の背景については、VIX指数は特に上がっていない、失業率が低下している間は株は崩れない、インフレ連動債TIPSが落ち着いている(インフレ懸念は高まっていない)など色々言われていますが、アメリカの景気後退がまだ明確には見えない以上、株式市場は最高値再トライがあるのではないかという願望を反映しているものと思われます。

冷静に見れば、借金漬けの米国経済で金利が上がってくれば市場はより警戒すべきですが、金あまり現象がその不安を覆い隠しています。
但し、ハッキリ不安が現れているのが新興国通貨。

トルコリラ、インドネシアルピア、ブラジルレアル、インドルピー、ランドなど、かつてフラジャイル・ファイブと言われた通貨を中心に、新興国からの資金引き揚げは継続。
パーティ会場の出口に遠い場所からは、客が引いている状況です。

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May 12, 2018

今週の相場(5/11時点)

今週は、DOWが+2.3%、NASDAQ+2.7%、日経平均は+1.3%。

しばらく50日線に上を阻まれていたDOWも上方ブレイクし、全体に株価復活ムードとなりました。
Dow051222

金利上昇とドル高に一服感が生じ、再度「適温相場」への期待感が持ち上がってきたように見えます。

米長期金利は容易に3%を超えませんが、これは株価に朗報です。
Usint222

直近のインフレデータである4月の米CPIコア指数は、前年同月比2.1%上昇と市場予想の2.2%を若干下回り、金利上昇懸念を和らげました。

ドル円も一瞬の110円タッチから押し戻され、109円40銭近辺で終了です。

ドルインデックスです。
Dxy051222

4月下旬から急上昇しましたが、93.5で一旦頭打ちし、92.5で終了。
原油価格は上がっていますが、ドルの上昇がその影響を相殺して物価上昇を抑制しているとの見方もあります。

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May 06, 2018

今週の相場(5/4時点)

DOWは週間で0.2%の下落と、ほぼ変わらずですが、一時は200日線を割る弱気ムードが広がりました。
折れそうな心を持ち上げてくれたのは、バフェットのアップル買い増し宣言だったようです。

Dow05055

米長期金利。
Usint100
依然として3%の壁の手前。

歴史的なボリュームとなっている国債の売りポジションを見ると、金利上昇への道も簡単では無さそうです。
Us10yuri11

4月の米雇用統計は、非農業部門の就業者数が前月比16万4000人増と、予想の19万2000人増を下回ったものの、失業率は17年半ぶりの低水準となる3.9%に低下。
時間当たり賃金は前月比0.1%増、前年比2.6%増と、市場に波乱を呼び起こすような内容ではありませんでした。

ドルインデックスは上昇し、年初来高値です。
Dxy050555

ドルインデックスの対極であるユーロ/米ドルは200日線割れして、ユーロ高終焉の声も聞かれます。

ドル円は先週の109円30銭→109円06銭と、僅かに円高方向ですが、ユーロドルの下げが本物なら、一定程度ドル円のサポート材料にはなりそうです。

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April 28, 2018

今週の相場(4/27時点)

今週は、DOWがマイナス0.6%、NASDAQマイナス0.4%、S&P500ほぼ変わらずと、大きな動きはありませんでした。

DOWの日足チャートです。
Dow04288
50日と200日線の間から抜け出せない状態が続いています。

一方の日経平均が+1.4%だったのは、ドル円が107円台から109円へと円安方向に動いたことで説明できそうです。

米国長期金利は一時、節目の3%を超えました。
Usinte04288

3%が問題と言うよりは、3%を超えてグングン上昇する場合は危険、ということだと思いますが、今のところVIX指数が落ち着いていることもあり、特に浮き足立つような状況は見られません。

ドルインデックスです。

Dxy04288
何度となく撥ね返されてきた90台半ばを突き抜けてきましたので、チャート的には上に向かう可能性が高まっています。

背景としては、米金利上昇によって、歴史的な水準にまで高くなっていたユーロロングポジションの巻き戻しがあるのではないかと思われます。

2001年以降のユーロポジションです。
Eur200111

IMMポジションです。

        (4月24日)   (4月17日)  (増減)
カナダドル  ▲25144     ▲30324   +5180
スイスフラン ▲10225     ▲10521   +296
ポンド     37365      47702    ▲10337
円        583       2591     ▲2008
ユーロ    130594      151476   ▲20882
NZドル     24434     27603    ▲3169  
豪ドル    ▲3396      ▲10155  +6759

やはりユーロロングが減っています。

米国金利が上昇すればドル高になるのは比較的自然なことですが、トランプは常識外なので、ドル高牽制をするかもしれず、その場合に市場がどう反応するかは読みにくいところです。

トランプ政権誕生以来、金利上昇の割にはドルの上値が重く感じるのは政権への忖度が働いているから、との見方もあるようです。

ジェフリー・ガンドラック氏は年初来、金利上昇とドル安は「危険なカクテル」だと警告を発していますので、FRBの利上げと市場のドル安忖度がミックスした場合には、注意が必要になりそうです。

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April 22, 2018

今週の相場(4/20時点)

DOWは週間で0.4%上昇したものの、再び50日線を割りました。

Dow04200

あれほど騒いだ米中貿易戦争は未消化のまま、北朝鮮融和ムードも特段の買い材料にはならず、相場が右往左往している間に、米長期金利が2.96%まで上昇。
3%の危険水域(?)に迫ってきました。

Uscin04200

米金利上昇はドル高を招き、ドル円は先週の107円30銭台から107円60銭台まで上昇したものの、日本株にとっては円安と株安効果が相殺され、先物は現物よりも下げていますし、GWの円高というアノマリーも気になるところです。

週末に入ってからも、北は次々とアメリカとの「妥協案」を示しており、仮にICBMだけが放棄されれば、距離の近い日本の北リスクが逆に際立つかもしれません。

金利の上昇で、ドルインデックスは節目の90を回復しましたが、過去の行ったり来たり水準を超えるものでは無く、持続性は不透明です。

Dxy07200

CMEの金利先物市場では、12月が2.18%と、先週の2.13%から上昇。
年内3回利上げ予想は、34%→37%に増えました。

長期金利の上昇は欧州でも見られ、その理由探しが難航していますが、強いて言えば原油相場でしょうか。

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April 15, 2018

今週の相場(4/13時点)

DOWのチャートです。
今週は+1.8%。

Dow0414
50日線で抵抗にあいました。

米国経済は堅調ですから200日線は維持、しかしFRBの利上げは続くので上値は重たい、という印象です。

日経平均は、+1%。
割高感はないものの、積極的に買う材料には乏しい状態です。

米10年金利。
Us10yin0414
先週の2.77→2.82%と上昇。

米中貿易戦争よりもシリア情勢を巡る米露対決に関心がシフトし、結果的に僅かながらリスクオンに振れたようなムード。
実際の攻撃は限定的で、このままであれば市場への影響も限定的かと思われます。

CMEの金利先物市場では12月が2.13%。
先週の2.06%よりは上に動きました。

中東情勢を巡る緊張感から原油価格が上昇したため、物価も上がるという連想があったかもしれません。

WTIです。
Wti04133

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