October 18, 2020

今週の相場(10/16時点)

今週のDOWは+0.1%、NASDAQは+0.8%、日経平均は0.9%安と、動きにくい週だったようです。

ドルインデックスは93.1→93.7とやや上昇。ドル円は105円60銭→同40銭と小動き、米長期金利は0.78%→0.75%と、こちらもあまり動いていません。

VIX指数は25→27.4とやや上昇、Fear & Greed Indexは55→62と、こちらはマチマチとも言える方向性で、強弱感は拮抗している状態でしょうか。

米国株は10月の反発により、今年の高値まであと2~3%まで近づいてきましたが、一気に抜き去るほどの好材料は無く、やや足踏みしそうな雰囲気です。

投資家が期待する追加の経済対策は、いまだ合意に至りません。トランプ大統領は1.8兆ドル規模まで歩み寄る意向を示していますが、共和党のマコネル上院院内総務は5000億ドル、民主党は2.2兆ドルと、全く足並みは揃わず、大統領選前の決着はあきらめた方が良さそうです。失業者への追加支給週600$は7月末で終わっているので、株式市場への資金流入も、8月の勢いは取り戻せないといったことでしょうか。

10月4日~10日の週間の新規失業保険申請数は89万8000件で、3週ぶりに増加に転じ、5万3000件の増加。失業保険の総受給者数は10月3日時点で1001万8000人と、前の週から116万5000人減っているものの、失業者の職場復帰が進んでいるのか、最長半年間の失業保険が切れているのか、見方は分かれているようです。

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October 11, 2020

今週の相場(10/9時点)

今週のDOWは+3.3%、NASDAQは+4.6%、日経平均は+2.6%。3指数とも、50日移動平均線までの調整から反発という状況となっています。8月は踊り、9月は反省、10月は反騰の流れです。

ドルインデックスは93.8→93.1とやや低下。ドル円は105円30銭→105円60銭と小動き、米長期金利は0.69%→0.78%と、やや上昇。為替の世界も、8月はドルのはしゃぎ売り、9月は反省のドル買い戻し、今またリスクオンのドル売りと見えます。

VIX指数は27.6→25、Fear & Greed Indexは40→55と大きく回復、投資家心理は弱気からニュートラル方向に戻りました。

先週は、トランプ大統領の新型コロナ感染という驚きのニュースで締めくくられましたが、3泊4日の近場入院(?)で回復。早速、追加の経済対策に関するtweetで市場を混乱させています。

回復に大きな役割を果たしたとされているのは、リジェネロン(REGN)の抗体カクテル治療薬「REGN-COV2」。

トランプ大統領は、患者全員に無償で提供すると言っていますが、この薬は生産量が限定されていてかつ高額なため、それは無理。REGNの株価上昇も限定的です。

賭けサイトでは、依然としてバイデン有利のため、市場の解釈は、「バイデンなら株安」から「バイデンでも株高」に変更されました。

更には、上下院も民主党が制するトリプルブルーの場合も、大型の追加財政政策が速やかに承認されて、環境関連インフラ投資の拡大などが増税の負の効果を上回るという楽観予想に変更となり、今週ソーラー指数は14%も上昇しました。

想定されているような民主党勝利のシナリオでは、更に大きな政府となることが容認され、長期金利の上昇が株式市場のリスクとなる事態が予想されますが、それはFRBが何とかしてくれるということになっているのでしょうか。

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October 04, 2020

今週の相場(10/2時点)

今週のDOWは+1.9%、NASDAQは+1.5%、日経平均は0.8%安。米国株は反発の兆しを見せていますが、3指数とも50日移動平均線上に位置しており、強弱感は拮抗した状態と言えそうです。

荒れる10月、まずは東証のシステムダウンで始まりました。公式発表ではハードウェアの故障とバックアップ不全が原因となっていますが、最も堅牢でなければならないシステムの脆弱性は世界に恥を晒しました。

しかしながら、もともと日本は祝日が多いので目立たなかったという皮肉な評価も聞かれました。

2日にはトランプ大統領夫妻の新型コロナ感染。1日も早いお二人の全快を祈りますが、賭けサイトではバイデン勝利の確率が急上昇し、さらにはペンス副大統領の出馬に賭ける人も増加しています。

まだまだ何が起こるか予想がつかず、相場が最も嫌う不確実性が上昇はしているものの、それでも経済は動いていきますので、市場の動揺は限定的かと思います。

9月の米雇用統計は、失業率が8.2%→7.9%と改善したものの、雇用者数の増加は66万人と前月の改定値148万人から大きく鈍化しました。

失業者数の推移をざっくりと見ると、コロナ危機前が500万人→2300万人(4月)→現在は1258万人。今回失業した人のうち復職できた人の割合は6割に満たない計算となります。また、平均時給の前年比は+4.7%と依然高く、低所得者層の職場復帰が遅れていることを示唆しています。

ドルインデックスは94.6→93.8とやや低下。ドル円は105円50銭→105円30銭と、ほぼ変わらず。米長期金利は0.66%→0.69%と、やや上昇。

VIX指数は26→27.6、Fear & Greed Indexは48→40と、投資家心理は弱気方向です。

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September 27, 2020

今週の相場(9/25時点)

今週のDOWは1.7%安、NASDAQは1.1%高、日経平均は0.7%安と、依然として調整ムードが継続していますが、金曜のNASDAQは2%以上上昇し、ハイテク系を中心にそろそろ反発ムードも芽生えてきたようにも感じられます。

米長期金利は0.69%→0.66%と若干下落しましたが、ドルインデックスは92.9→94.6へ上昇。為替市場はドルへの避難心理だったのか、ドル円は104円50銭→105円50銭へと1円ほどドル高円安でした。

VIX指数は26近辺で大きく変わらず、Fear & Greed Indexは52→48と、この指標からはやや弱気方向に振れました。

具体的なネガティブ材料としては、追加経済対策が議会で決まらず、欧州で感染増加、混迷する大統領選の行方といったところでしょうか。

アメリカの8月の新築戸建て住宅販売件数が前月から4.8%増加して、14年ぶりの高水準だったことは明るい材料として捉えられました。背景としては、30年物が2.8%台と歴史的に低いローン金利と、在宅勤務増加による郊外住宅の需要増と解説されています。

最も出遅れていると思われている旅行関連銘柄を見てみると、クルーズ船のカーニバルが1.6%安、ボーイング3.2%安、デルタ航空9%安、ヒルトン4%安と軒並みマイナスであり、本格的な景気の戻りにはいまだ懐疑的な投資家心理が窺えますので、こうした銘柄群にはまだ辛抱が必要そうです。

欧州での感染状況は、日本の7月に見られたような感染増死亡率減となっています。旧型コロナに免疫のあるアジア地域に比べ、発生源の中国から遠い欧州は、日本並みの状況になるのに時間がかかりそうですが、これは収束への不可避なプロセスです。

市場が恐れているのはウイルスの脅威ではなく、ビビった政府がさほど効果のない経済封鎖をするという人間の恐怖そのものへの懸念かと思われます。

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September 20, 2020

今週の相場(9/18時点)

今週のDOWは僅か8$安でほぼ変わらず、NASDAQは0.6%安、日経平均は0.2%安と、日米ともに動きにくい週でした。

ドルインデックスは93.3→93.0と若干ドル安で、ドル円は106円10銭→104円50銭台と、かなり円高が進んだ印象です。

米長期金利は0.66%→0.69%へ若干上昇。VIXは27→26、Fear & Greed Indexは58→52。

NASDAQは50日MAを回復できず、やや金利が上昇したことも株には不利なので、投資家心理は弱気に振れることになりました。

FOMCでは追加緩和は語られず、財政出動も共和・民主両党の溝は大きくデッドロック。おねだり投資家の望む都合の良い材料は出てきませんでした。

日経平均は先週頑張ったことの反動と、円高が重しになってやや勢いが見られなかったものの、底堅い雰囲気は残っているように見えます。

そもそも9、10月の株式市場は荒れやすいと言われていますが、今年は8月のダンスが激しかったので、その反動を吸収するのに一定の時間が必要なのは必然です。

ドル円に関しては、ドル大量供給による潜在的なドル売り需要が蓄積中の環境に加えて、株式市場の停滞ムードもあり、リスクオフの円高になりやすいチャート形状になっており、特に日本の連休期間中の不安心理は利用されやすく、来週初めのドル円は急落リスクに注意が必要そうです。

為替市場は、新政権の円高に関する対応姿勢を試してやろうと思っているのかもしれません。

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September 13, 2020

今週の相場(9/11時点)

今週のDOWは1.7%安、NASDAQは4.1%安、日経平均は+0.9%と、先週に引き続き日本株の底堅さが目立ちました。

米国株は分かりやすいスピード調整局面となっていて、DOWは50日MAの27276$をやや上回る位置で踏みとどまっていますが、8月に踊り過ぎたNASDAQは50日MAの10936ポイントを下回る10853Pですから、調整が長引く可能性が示唆されています。

半面、日経平均はPBR面での割安さ(1.3倍)が顕著で、同じ老大国(?)の欧州(1.7倍)と比べても3割程度の上昇余地があることが、この金余り現象の中で注目されやすくなっていると思われます。

米長期金利は0.72%→0.66%へ低下、ドルインデックスとドル円はほぼ変わらず。

VIXは31→27、Fear & Greed Indexは59→58。

VIXが下がっている点やFear & Greed Indexが殆ど変わっていない点を見る限り、投資家の心理状態が先週から大きく悪化したというよりは、ある程度の調整は当然のことと受け入れつつ、次の注目セクターや地域を探している状態かと思います。

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September 06, 2020

今週の相場(9/4時点)

今週のDOWは1.8%安、NASDAQは3.3%安、日経平均は+1.4%。NASDAQはザラ場の高値と安値を採ると10%安ですが、週間で見れば3%程度の調整で、大波が来たという印象ほどは下がっていません。また日経平均はプラスです。

米長期金利は0.72%近辺で変わらず、ドルインデックスは92.3→93.0とドル高方向で、ドル円は105円30銭→106円20銭と円安。

VIX指数は23→30.8と大きく上昇し、Fear & Greed Indexは78→59と、かなり弱気に振れました。

全体的に過熱感への警戒感が高まり、バリュエーション無視のIT銘柄ほど調整した印象があるものの、テスラが週間で5.6%安、ズームは+23%、アップル3%安と、コールオプションなど投機的なトレードをせずに1週間寝ていた投資家にとって損失は限定的です。連休明けのNYでは、目を覚ました投資家が安値を買ってくるだろうという楽観気分がまだ支配的に感じられます。

8月米雇用統計は、雇用者数が予想の135万人増→137万人増、失業率は前月10.2%→8.4%へ低下と見かけは良いのですが、雇用者増には政府による臨時雇用24万人が含まれていますし、平均時給が前月比0.4%高くなっていることは、数の多い低賃金労働者の再雇用がさほど進んでいないことを示しているものと考えられます。レストランなどの娯楽・ホスピタリティー分野は17万4000人増と、前月(62万1000人増)から大きく減速しています。

雇用統計発表後、FRBのパウエル議長は、「良い内容ではあるが、今後は減速も想定され、長期にわたる低金利が必要」と発言したと報道されています。

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August 30, 2020

今週の相場(8/28時点)

今週のDOWは+2.6%、NASDAQは+3.4%、日経平均は0.2%安。相変わらずNASDAQ強し。

米長期金利は0.64%→0.72%へ上昇したものの、ドルインデックスは93.2→92.3とドル安方向で、ドル円も105円80銭→105円30銭とドル安円高方向でした。

VIXは22.5→23とやや上昇し、Fear & Greed Indexは70→78と大きく強気に振れました。

今週は恒例のFRB議長によるジャクソンホール講演がオンラインで行われましたが、パウエル議長はインフレ容認姿勢を強め、2%の目標に達成してもすぐに利上げは行わないとの長期的なコミットメントを示しました。要するに、当分FFレート引き上げによる引き締めはありません。

株式市場は素直に歓迎し、期待インフレ率が上がって長期金利は上昇。為替はどっちに行くのか迷うところでしたがドル安で反応したため、コモディティ市場は総じてプラスになり、金・銀は前週比1~3%ほど上がっています。

全米での新型コロナ感染状況は悪いなりに安定といったところなので、ワクチン期待も織り込んで相場心理は更に強気になって物色が広がり、コロナ被害業種代表のトラベル銘柄にも資金が入っています。クルーズ船のカーニバルが週間で+17%、マリオットホテルが+10%、デルタ航空が+16%でした。

旅行やエンタメ業界の銘柄はいまだ低水準ですから、本格的に戻り出すなら大きな利益率が期待できますが、この業界の現実はいまだ厳しく、そのギャップが株価上昇への課題に見えます。

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August 23, 2020

今週の相場(8/21時点)

今週のDOWは変化が1$以下で変わらず、NASDAQは+2.7%。日経平均は1.6%安と先週の反動安。

米長期金利は0.7%→0.64%と低下し、ドル円は106円60銭→105円80銭と若干の円高方向でした。

ドルインデックスは93近辺でほぼ変わらず、VIX指数は22→22.5と僅かに上昇し、Fear & Greed Indexは72→70とやや後退。

バブル的な上昇を見せるNASDAQを除けば、買い意欲も踊り場というムードになっています。

金価格も2週間前に2000$を超えてからは小休止となって1947$。ドル安盆踊りが再開されるのかどうか見守り中です。

本家のゴールドの勢いがひとまず止まったためか、ビットコインは130万円から10万円ほど落下しました。

全体の勢いが止まる中、エヌビディア+10%、アップル8%高、テスラ24%高など買える銘柄への資金集中が見られるのは、却って手詰まり感を象徴しているのかもしれません。

フェイスブック、アマゾン、アップル、マイクロソフト、グーグルを持っていた場合の今年のリターンは+35%ですが、この5銘柄を除くと、S&P500の今年の成績は、+2%からマイナス5%になると報道されています。

追加経済対策が議会で止まっているため、FRBのバランスシート拡大が一服していることも、ドル安を前提に全ての資産に資金が廻るという投機的な心理に歯止めをかけています。

もっと感染状況が悪化した方がFRBが追加的な緩和策に乗り出して相場が浮足立つのかもしれませんが、多くの国で、感染者か死者のどちらかはピークアウトしています。

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August 16, 2020

今週の相場(8/14時点)

今週のDOWは+1.8%、NASDAQは+0.1%、日経平均は+4.3%。

米長期金利は0.56%→0.7%と上昇し、ドル円は105円90銭→106円60銭と若干ですが円安方向、。

割高のNASDAQよりもDOWを選考する動きが継続し、やや円安に振れたことやワクチン開発進展ニュースの後押しもあって、出遅れ気味の日経平均が比較的大きな上昇でした。

VIX指数もFear & Greed Indexも先週と変わらない水準で、投資家の強気度も足踏みと言った感じですので、グロースよりもバリューを買う心理の方が勝っていそうです。

7月に期限切れとなったアメリカの経済対策法案の続編が、協議時間切れで議会が夏休みとなったとの報道も市場のムードを冷やしました。

今週最大のニュースは、イスラエルとUAEの国交樹立です。

そもそも中東の不安定さは、4回の中東戦争が象徴するように、パレスチナの土地を巡るユダヤとアラブの争いであり、戦力に勝るイスラエルはヨルダン川西岸地区へ実効支配地域を広げました。

1993年のオスロ合意以降もヨルダン川西岸地区へのイスラエル人の入植は続き、アラブ諸国の中でイスラエルと国交があるのはエジプトとヨルダンだけという状態が続いていました。

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