February 16, 2019

今週の相場(2/15時点)

今週のDOWは+3.1%、NASDAQは+2.4%と大きく上昇。
日経平均でさえ+2.8%です。

ドル円は、先週の109円70銭→110円40銭と70銭程度の円安方向ですが、一時は111円台までありました。

ドルインデックスは、先週の96.6→96.9と高値圏を維持。
米長期金利は先週の2.63%→2.66%と若干の上昇です。

CMEの金利先物市場では、12月の金利が2.39%で取引されており、先週の2.36%よりは上昇したものの、依然として現行の2.40%より低い水準で、人々の予想金利が大きく変化したわけではありません。

ドルは、今月に入ってから反発を始めましたが、理由はハッキリしません。
強いて言えば、良い材料のないユーロを買い進むことが難しい水準となり、消去法的に先進国最高金利のドルを買い戻すことになったという感じでしょうか。

ドル円に関して言えば、株高がリスクオンの円売りを促した面もありそうです。

しかし、米バンクオブアメリカ・メリルリンチが12日に公表した調査によると「現金を多めに持っている」と答えた投資家の比率は09年1月以来、最も高い水準となっており、この株高はポジションを整理する絶好のチャンスと捉えている人たちが多いとも観測されています。

Continue reading "今週の相場(2/15時点)"

| | Comments (0)

February 09, 2019

今週の相場(2/8時点)

今週のDOWは+0.2%、NASDAQは+0.5%と僅かながらも上昇ですが、日経平均はマイナス2.2%。
ますます反発力に差がついています。

昨年の10月高値と比較して、DOWは7%安、日経平均は17%安です。

特に8日金曜日の日経平均の下げ418円(2%)は、前日のDOWの下落率0.9%と比較しても情けないほど大きく、投資家の日本株離れに拍車をかけるだろうと感じました。

リーマンショック以降、各国の中央銀行が債券購入などでリスクを引き受けたために市場は管理相場化しましたが、日本は特にその害が強く現われています。

ドル円は、先週の109円50銭から同70銭と僅かに円安方向でしたが、株価への支援とはなりませんでした。

ドルインデックスです。
Dxy020999

年初から観察しているドルの強弱ですが、良くない傾向になりかけています。

昨年12月に株式市場は高所恐怖症に見舞われましたが、その傷を癒やしてくれたのはドル安です。
再び割高ゾーンに復帰した米国株は、もはやドル高と共存するのは難しいと考えられますので、ドル高になれば株安でバランスを取るしかなくなると予想されます。

Continue reading "今週の相場(2/8時点)"

| | Comments (0)

February 03, 2019

今週の相場(2/1時点)

今週のDOWは+1.3%、NASDAQ+1.4%。
日経平均は僅か16円高とミクロの世界。

DOWは12月に8.7%(2211$)下げ、1月に7.2%(1672$)上昇。
昨年秋の25000$台レベルまで回復しましたが、日経平均は当時の24000円に遠く及ばず、21000円さえ強い壁となっており、回復力に大差が付きました。

ドル円は、先週と同じ109円50銭台です。

年初から繰り返していますが、今年の相場はドルの動きが注目で、メインシナリオはドル安です。

ドルインデックス。

Dxy020222

ドルはたまに反発しますが、トレンドはドル安で良いようです。

Continue reading "今週の相場(2/1時点)"

| | Comments (0)

January 27, 2019

今週の相場(1/25時点)

今週はDOWもNASDAQも+0.1%と僅かな動き。
日経平均は+0.5%、ドル円も109円60銭前後での小動きでした。

米長期金利は、2.78%→2.76%。
年初につけた2.5%台と、節目の3%との中間辺りが今の居所となっています。

CMEの金利先物市場では、現状が2.40%に対して12月の金利が2.49%と、先週とほぼ変わらず。
来週1月29~30日にはFOMCがありますが、市場では利上げへの心構えは進んでおらず、「利上げしないでチョーダイ」のお願い姿勢が大半です。

Continue reading "今週の相場(1/25時点)"

| | Comments (0)

January 19, 2019

今週の相場(1/18時点)

今週のDOWは、+3.0%、NASDAQ+2.7%、日経平均+1.5%。
ドル円は週間で、108円50銭→109円70銭。

外部環境好転の割に日経平均の戻りは鈍く、かなり物足りない印象です。

DOWの日足チャートです。

Dow01188

10月高値からクリスマスまでの下げが約5000$で、ほぼ3000$を取り戻しました。
同期間、日経平均は5000円下げて取り戻したのが1500円です。

Continue reading "今週の相場(1/18時点)"

| | Comments (0)

January 12, 2019

今週の相場(1/11時点)

今週のDOWは+2.4%、NASDAQは+3.5%、日経平均は+4.1%。
日本が大きいのは、4日金曜日の大幅反発分が今週にずれ込んでいるためで、それを除くと1.6%です。

12月の安値からの反発力を比較してみると、終値ベースで、DOWが+10%、NASDAQ+12.6%、日経平均+6.3%です。

DOW週足です。

Dowww01122

最悪の12月とも言われたクリスマスプレゼントから順調に戻っているとも言えますが、それは割高領域への復帰でもあり、FRBのスタンスや企業業績に脅える日々へ帰っていくことでもあります。

この反発には米当局の株価対策の影もちらつきます。
クリスマス直後には6兆円あまりの年金買いがあったとされ、年明け4日にはアトランタの討論会で、バーナンキとイエレンがパウエルを囲んで脅す(?)という荒技もありました。

今週は小売り株が大きく売られ、代表的な百貨店銘柄であるメーシーズは14%も下げました。

株が下がれば買い物は控えるという形で、資産市場の下落が現実の経済に波及しますので、なんとか株安を止めたいという気持ちは理解できますが、そもそもの原因は割高になった株価自身ですから、無理やり戻せば、また同じことの繰り返しです。

ドル円は週間で、108円50~60銭近辺で変わらず。

Dy011222

104円まで付けたフラッシュクラッシュからは戻ったとはいえ、チャートを見ると、明確に上値を抑えられています。

再びドル安が本格化すると、この104円は分かりやすい目印になります。

Continue reading "今週の相場(1/11時点)"

| | Comments (0)

January 05, 2019

本年第一週の相場(1/4時点)

新年に入って米国市場は3日間、日本市場は1日だけの取引ですが、DOWは+0.4%、NASDAQ+1.5%、日経平均はマイナス2.3%。
但し先物ベースだと日経平均は+0.4%となり、DOWと一緒です。

株式相場は割高を修正しようという下方圧力が依然強く存在しますが、これはFRBへの催促相場でもあり、4日のDOWは、パウエル議長の柔軟な発言を材料視して前日に下げた約700$を取り戻すという乱高下を演じています。

為替市場では、2日午前8時(NYは元旦休日のPM6時)という空白時間帯に1$=104円というフラッシュクラッシュがあり、正月で飲み過ぎたかと自分の目を疑いましたが、現在は108円50銭。
昨年末の109円60銭からは1円程度の円高レベルとなっており、先月中旬に113円から下降し始めた円高トレンドが継続中です。

Dy0105556

米長期金利は年末の2.68%→2.67%と小動き。

ドルインデックスは拮抗してはいるものの11月の高値は抜けず、穏やかなドル安トレンドが出来るかどうかトライ中、といったところでしょうか。

Dxy010555

原油相場(WTI)は、昨年末の45$台→48$台と大きめの反発。

昨年末に書いた見通し、

・米国株は依然厳しい
・ドル円は円ショートが残っていて危ない
・原油価格は案外底堅い
・ドル安なら癒し

に概ね沿ったスタートです。

Continue reading "本年第一週の相場(1/4時点)"

| | Comments (0)

December 31, 2018

2018年の相場(その2)

2018年の米国市場は、株、債券、コモディティ、US-REIT、全てが下げるという変調の年でした。

日経新聞によるアセットクラス毎のまとめです。

2018asset

年間で見れば、株を売って債券を買うローテーションが成立せず、勝者は現金。
賢明な投資家は楽観の2017年に警戒を強め、次第にキャッシュポジションを高めていった様子です。

今年の年末にかけて相場が荒れたのは、明らかに割高となった株価が景気後退懸念と金利正常化で価格調整を始めたのですから、素直に考えて、来年の米国株の見通しは暗いです。

特に、今年の第三四半期までのように、ドル高と米国株高の共存は、まず起こらないと思われます。

現在の米国投資家は、「確かに株の見通しは暗い。しかしドル安になるなら、原油もある程度持ち直すだろうし、新興国の株と債券は安定するはずだ」などと、ドル安に一筋の光明を見出したい心境ではないかと推測されます。

現在のドルは確かに高値圏にあると言え、下図はFRBの貿易加重平均ドルチャートです。

Frbdin2018

中長期では、ドルと金利の関係は明確でないことが知られていますが、他の要素がなければ、金利と通貨は短期的に順相関です。

FRBの利上げ回数が今年よりも減ることは、まず間違いないところ。
また、相場は願望を自己実現する習性があるので、投資家が「お願い(お祈り?)ポジション」を作っているうちにそれがトレンドとなることも有り得るシナリオです。

Continue reading "2018年の相場(その2)"

| | Comments (0)

2018年の相場(その1)

今年の日経平均は年間で12%安と、7年ぶりの下落です。

米国市場はまだ1日残っていますが、DOWは年間で6.7%安、NASDAQは4.6%安です。
特に12月は両指標とも10%安と、嫌な終わり方になりそうです。

東京株式市場ではTOPIXが18%安と、日経平均より6%も下げが大きく、日経平均以上に投資家の懐は痛んでいるものと推測されます。

さらに悲惨なのは小型株。

JASDAQ指数は年間で22%安、東証マザーズ指数は34%安。
寄らば大樹、天候の悪い時は少しでも揺れの少ない船を選ぼうとするリスク回避姿勢が現れています。

最終的な時価総額は、東証一部570兆円、2部7兆円、JASDAQ8兆円となり、合計で585兆円。
概ね現在のGDPと一致しているかと思われます。

東証1部全銘柄のPBRは1.1倍、PER12.5倍、配当利回り2%。
特段割高とは言えませんが、今後の展開は為替を含めた外部環境次第かと思われます。

元々リスクマネーの少ない東京株式市場では、余計なお世話しかしない日銀と、ハイボラを求めるAIや外人勢が跋扈し、日本人目線によるプライシング機能はほぼ失われているものと感じられます。

Continue reading "2018年の相場(その1)"

| | Comments (0)

December 23, 2018

今週の相場(12/21時点)

今週のDOWは6.9%安、NASDAQは8.4%安、日経平均は5.7%安。
ドル円は先週の113円40銭→111円20銭台へと、2円以上の大幅な円高でした。

DOW週足です。

Dow12211

1月の高値からは16%下落しました。

ドルインデックスは、97.4→97.0と僅かにドル安方向ですが、依然として高値圏。
ドル円での円高は、ようやく円安トレードの巻き戻しが始まったものと解釈されますが、18日時点でのシカゴ筋ポジションでは確認できません。

米長期金利は2.88%→2.79%に低下。
イールドカーブは先週より更にフラット化が進みました。

Usyield12211

但し、2年と10年の長短金利差は0.15%と、先週の利上げ前の0.16%と殆ど変わらず。
カーブが下に平行移動しました。

現在のFFレートは2.4%で2年金利が2.63%ですから、あと1回の利上げなら、2年が2.65%、10年が2.8%くらいでまた耐えることが出来そうです。

CMEの金利先物市場では来年末の金利が2.51%で取引されているので、市場としては来年の利上げは0~1回しか織り込んでいません。

Continue reading "今週の相場(12/21時点)"

| | Comments (0)

より以前の記事一覧